JSEM電子音楽カレンダーでは、担当の川崎弘二が、カレンダーに掲載されている各種イベントを「今月のピックアップ」として月イチでご紹介しております。
2015年2月に開催されるイベントから、今回はアンスティチュ・フランセ東京で開催されるコンサート「Contemporary Computer Music Concerts (CCMC) 2015」にご入選された今堀拓也さんをご紹介したいと思います。
2012年から海外でご活躍されている今堀さんに、電子メールで最近のご活動についてお話しをお伺いしました。
■今堀拓也 アンサンブルとエレクトロニクスのための「結晶作用 スタンダールの恋愛論による」
■2014年6月には、アンサンブルとエレクトロニクスのための「結晶作用 スタンダールの恋愛論による」 がブノワ・ウィルマン(Benoît Willmann)の指揮、ジュネーヴ高等音楽院現代音楽アンサンブルによって初演され、また、ジュネーヴ高等音楽院を卒業しておられます。「結晶作用」という作品について、また、ジュネーヴ高等音楽院でのご研鑽や、ジュネーヴにおける電子音楽の現状などについてお話しいただけますか。
ジュネーヴ高等音楽院では2012年より2年間修士課程で学びました。かねてより作品をよく知る作曲家のミカエル・ジャレルが教授にいること、また私が在籍したのは「ミクスト・コース」と呼ばれるもので生楽器とエレクトロニクスを併用する音楽を作曲するためのコースですが、これらの教授陣にIRCAMから教授やスタッフが毎週来て教えているいることが、ジュネーヴを選んだ動機です。
エレクトロニクスの授業は主にMax/MSPを用いたライブ・エレクトロニクスに特化したものです。CAO(Composition Assistée par Ordinateur コンピュータ補助作曲)の授業もありますが、これは私自身はかつて自分がIRCAMで学んだOpenMusicを用いていましたが、集団授業で用いる教材はOpenMusicとよく似た環境をMax/MSP内で実現できるBACHを取り上げていました。BACHの最大の特徴はMax/MSPと同一環境で両者を繋ぎ合わせることができることですが、私にとっては既に手に馴染んだOpenMusicのほうが扱いやすく、個人的には結局最終的な作曲のアイデアはOpenMusic上で作業していました。
またミクスト・コースにはエレクトロニクスの作曲家として、もう一人の教授でパリ音楽院でも並行して教えているルイス・ナオンもおり、両者のレッスンを交互に受けて、異なる視点での意見をもらうこともできました。エレクトロニクスおよび録音には専門の技師がおり、授業として彼らのアシストを務めながら録音やPAの技術を学ぶこともでき、また作曲科学生のエレクトロニクスはもちろんのこと、他の科のコンサートや試験も常にクォリティの高い録音やPAが確保されていたのも素晴らしい環境でした。
他にも音楽学者フィリップ・アルベラのセミナーを受講したり、現代音楽に精通するピアニスト、ジャン=ジャック・バレの室内楽の授業を見学したりと、ジュネーヴでは有意義な学業を得ることができました。
修了作品であるアンサンブルとエレクトロニクスのための「結晶作用」は、サブタイトルの通り、スタンダールの著書「恋愛論」に出てくる一節を引用したものです。ザルツブルクの塩鉱に小枝を放り入れてしばらく置いておくと、その小枝には塩の結晶がびっしりとついている。愛が生まれる動機をそのように例えた文章ですが、また結晶という化学的な主題から、塩の結晶である立方体も念頭に置いています。
そこで立方体の一面の辺の数4という数字から着想された完全4度の堆積を基本としつつ、幾つかの基本となる和音のヴァリエーションをOpenMusicで決定し、全曲の核としました。その他Max/MSPでスペクトル・ディレイやグラニュラー・シンセシスなどの細かなエフェクトを幾つか使用し、オーケストレーションの補助としています。全曲の頂点となる完全4度がはっきりと現れる部分に、物理モデル音響合成プログラムModalysで作成した、つまり生音の加工によるトリートメントではなく一からコンピュータで生成した音の30秒弱のサウンドファイルを再生し、結晶作用を表現しました。
ジュネーヴの現代音楽アンサンブルには有名なものではEnsemble Contrechampsがありますが、他にもEnsemble Voltex、Ensemble Namascae、Ensemble Matka、打楽器アンサンブルEklektoなどがあります。近隣のローザンヌや、国境を挟んだフランスの隣町アンヌマッスも含めて、多くのコンサートが開かれています。またジュネーヴから電車で1時間半ほどのアヌシー音楽院(フランス)のSon d’Automneという演奏会も聴きに行きました。
師であるミカエル・ジャレルの演奏会としては、新作オペラ「ジークフリート・ノクチュルヌ」やチェロ協奏曲の初演がありました。ルイス・ナオンも大規模アンサンブルでの作品初演が数回ありました。
ジュネーヴにはまたFestival Archipelという現代音楽祭があり、オーケストラやアンサンブル作品の多くがここで集中的に演奏されます。ジュネーヴ音楽院およびチューリッヒ音楽院の共同のエレクトロニクスのコンサートの枠もあり、作曲科の学生の作品も上演されます。私は去年ここでオーボエ、ハープとエレクトロニクスのためのBattements d’ailes de canard dans la rosélière(葦辺行く鴨の羽音)という作品を初演しました。この作品では特にエレクトロニクスを用いるという意義について普段にもまして熟考しており、良い経験となりました。
他にもラジオ・フランス主催のPrésence électronique音楽祭がジュネーヴでも開かれており、電子音楽の特集音楽祭としてアクースモニウムやミクスト作品が上演されています。
■2014年8月にはダルムシュタット夏季現代音楽講習会にご参加されています。印象に残ったレクチャーやコンサートなどがございましたらお話しいただけますでしょうか。また、電子音楽についての新しいトピックはございましたでしょうか。
ヘルムート・ラッヘンマンのレクチャーコンサート、ジョルジュ・アペルギスの特集コンサートが特に印象に残りました。毎晩のコンサートは19時からがいわゆる正統派の現代音楽、22時などの遅い時間にアヴァン・ポップ寄りの演奏会があり、後者についてはあまり感心できるプログラムが多くなかったという印象でした。これは前回参加した(ダルムシュタットは隔年開催なので)2012年も同様でした。
電子音楽ではグラーツ芸術大学の電子音楽研究所Institute of Electronic Music and Acoustics(IEM)が招聘されており、空間化(スパチアリゼーション)とコンピュータ補助作曲の2つのワークショップに参加しました。どちらもIRCAMやジュネーヴ音楽院とは異なる方法論に基づくもので、同じ空間化などの目的を持っていてもそれらに至るまでの多様な価値観を目の当たりにすることができて興味深かったです。また器楽ではハープのワークショップに参加したほか、ヴァイオリンのワークショップで作品公募があったので急遽そのための作品も現地で作曲し、両者とも小品を初演してもらえました。
同世代やもっと若い受講生たちとも多く交流し、ワークショップやオープンスペース(自由参加枠)のコンサートで彼らの作品を聞いたり、楽譜を交換して読んだりしました。中でもIEMワークショップにいたアメリカのエド・フランケルと、ヴァイオリンのワークショップでは2012年にも参加しているオーストラリアのアレックス・ポズニアックが良い作品を書いていました。在オーストリアの井上渚さんの作品は、ルトスワフスキ風の書法ながらもそれを独自的に巧みに用いた多層的な時間構成が、以前の自分の作品と共通する着想であることもあって、特に印象的でした。
講習会では、2013年に参加したオーストリアのInternational Summer Academy(ISA)も良いものでした。これは以前2009年に武生国際作曲ワークショップで教えていただいたイザベル・ムンドリーが講師を務めるというので参加したのですが、作曲枠は8人と小規模で、毎回の食事も講師のムンドリーも含めた親密な雰囲気の中で交流しながらの素晴らしいものでした。
器楽の部門もありそちらはクラシックが基本ですが、その中から新作初演のワークショップに参加した受講生が作曲家の新作を演奏するという企画となっていました。現代音楽の経験の少ない若い受講生が演奏するということで作曲者としては最初は不安もありましたが、幸い私の曲の演奏を務めた3人は皆モチヴェーションがとても高く、集中力の高い素晴らしい初演となり、またそれによって彼女たちは新作演奏部門賞を受賞することにもなりました。
ヨーロッパにいる間は、このように出来るだけ作曲講習会に参加するように心がけています。それもなるべく違う国のものをです。普段いる学校やその国の文化とは異なる新たな発見や刺激を得ることができます。
■2014年9月には、ジュネーヴのコルナヴァン駅の改装披露式にて、ビデオを伴ったアクースモニウム作品「Paysage」が初演されたとのことですが、こちらの作品についてお話しいただけますでしょうか。また、今堀さんはアクースモニウムによる電子音楽の上演をどのように捉えておられますでしょうか。
「Paysage」(風景)は、ジュネーヴ高等音楽院(HEM, Haute École de Musique)とジュネーヴ高等美術学校(HEAD, Haute École d’Art et de Design)とのコラボレーション企画によるものです。音楽は私が担当し、ビデオは美術学校の学生であるキャピュシーヌ・ビリーとクリステル・シルヴァ=タンカンが担当しました。作品のビデオはキャピュシーヌ・ビリーによりVimeoのサイトに公開されています。
ジュネーヴ音楽院は高等教育機関(オートエコール・スペシャリゼ Hautes Écoles Spécialisées)という教育機関に属しており、大学に準ずるものです。ドイツ語圏のホッホシューレ Hochschuleに相当し、スイス国内では両者は同一のものとみなされています。特にスイス・オクシダンタル(スイスのフランス語圏)のオートエコールはHES-soというネットワークを形成し、大学(ユニヴェルシテ Universités)も含めた幅広い共同研究、コラボレーションを実施しています。
ジュネーヴ・コルナヴァン駅の改装披露式ではジュネーヴ音楽院とスイス国鉄のコラボレーションとして、作曲科以外にも室内楽や古楽など様々なコンサートが行われ、私自身アクースモニウムだけでなく合唱でオルフのカルミナ・ブラーナにも参加しました。残念ながらこの時は駅という公共スペースで日光の映り込みも強くほとんど映像が見られない状態だったのですが、後日ジュネーヴ音楽院の一般開放日(いわゆるオープンキャンパス)でも私の作品が再演されました。
私は2005年にIRCAMで学んで以来エレクトロニクスを援用した作品を多く手がけていますが、そのほとんどは生楽器とエレクトロニクスのためのミクスト作品であり、アクースモニウム作品はごくわずかしかありません。しかしながらアクースモニウム作品を作る時にいつも考えていることは、(多くのアクースモニウムの試作に見られるような)その場の気分でのデザインとして音楽を作っていくのではなく、必ずどこかに全体を「数学的に」統括する部分があるということです。それは音響の加工のパラメータあるいは時間の管理であったり、またマクロやミクロであったりします。
今回はスイスのジュネーヴおよびイタリアのアッシジで録音した自然音を加工した作品ですが、全体の時間構成は平方根に基づいて徐々に引き伸ばされた長い小川の水音のトラックを用い、これを基礎としています。引き伸ばされていくにつれて水音は独自のものに変化していきます。これに鳥や虫の声を様々な比率で引き伸ばしたものなどが絡んできます。
トラックを引き延ばす作業は、ある一つのリージョンを均等に伸ばすだけならPro Toolsの中でも簡単にできることですが、平方根を用いて関数がカーブを描くように徐々に引き延ばす率を変えるということまでは出来ません。そこでOpenMusicで平方根の関数による数値リストを用意し、SuperVPというフェーズヴォコーダー・プログラムをOpenMusic上で操作し、音声を加工しました。
テープ音楽の中で最も私が尊敬し、常に念頭に置いているのは、先の2012年に亡くなったジョナサン・ハーヴェイのMortuos plango, vivos voco(死者を嘆き、生者を呼ぶ)という作品です。
この曲はイギリスのウィンチェスター大聖堂の鐘と、その大聖堂で聖歌隊を務めていた作曲者の息子である少年の歌声の2つが素材として使われています。ハーヴェイが少年の歌声を素材に選んだのは、テープ音楽の黎明期の作品であるカールハインツ・シュトックハウゼンのGesung der Jüngelinde (少年の歌)へのオマージュでもあります。
鐘の音と少年の声は、その倍音の比率によって、音響加工のパラメータが厳密に決められています。また全曲の時間構成には黄金比とフィボナッチ数列が用いられています。鐘の音が黄金比で小分割された時間の部分ごとの開始を告げ、各部分は変奏曲のように様々な音響加工のパターンが現れます。このように全てのパラメータが厳密に計算され管理されているにもかかわらず、全体は教会音楽を思わせるような美しい作品に仕上がっています。
カナダの専門雑誌Communauté électroacoustique canadienneのサイトにPatricia Lynn Dirksによるこの作品の詳細な分析が載っています。http://cec.sonus.ca/econtact/9_2/dirks.html
美しく、かつ普遍的な名作として歴史に記憶される作品というのは、このように美学と数学の均整が取れた作品であるべきだと思っています。もちろんそれはアクースモニウムに限らず音楽全般に言えることです。バッハやベートーヴェンは言うに及ばず、また私が作曲法として常に関心を寄せているスペクトル楽派の創始者の一人であるジェラール・グリゼーの作品も、常に倍音構造に数学的な根拠があります。
また私自身最近ローマに住み始めて、ローマ帝国時代の遺跡やルネサンス美術などを見るにつけ、比率の取れた均整的な美しさというものにますます魅力を感じているところです。今後もアクースモニウムにしてもミクストにしてもまた器楽のみの作品でも、常にそのような数学的な根拠を念頭に置きつつ作曲していきたいと思っています。
■2014年11月からローマに移られ、聖チェチーリア音楽院にてイヴァン・フェデーレ(Ivan Fedele)に師事しておられます。イタリアに移られた経緯やフェデーレのクラスにおける指導などお話しいただけますか。また、ローマに移られて日が浅いことと思いますが、ローマにおける電子音楽の状況など、お分かりになる範囲でご教示いただけますでしょうか。
ローマには2009年に自作が取り上げられたコンサートで初めて訪れた他、2012年にはアッシジのアーティストレジデンスに滞在し、またそれに続けてその近くのリエティでCompositというトリスタン・ミュライユが講師の作曲講習会にも参加しました。その後もスイスから地理的に近いのでプライヴェートな旅行で何度か訪れています。
またイタリア語もフランス語と良く似ており習得しやすく、スイスでも住んでいたレジデンスにイタリア人の同居人が数人いて、彼らと片言のイタリア語で会話したり、食堂で一緒にイタリアのテレビ番組を積極的に見たりしていました。このようにイタリアの文化には以前より関心を持っており、ジュネーヴ音楽院の初年度の作品であるピアノ協奏曲(ピアノとアンサンブルとエレクトロニクス)もイタリア語のタイトルをつけました。Illusione dell’acqua lucente(輝ける水の幻影)という作品です。
一方でイヴァン・フェデーレは、私がジュネーヴ音楽院に在学中に彼のマスタークラスと特集コンサートが開かれて個人レッスンを受けることができましたし(フェデーレは以前ストラスブール音楽院で教えていたこともあり、フランス語も堪能です)、また彼が若い頃IRCAMの研究員をしていて書籍も出版されていることもあり、もちろんずっと以前より彼の作風はよく知っていました。
ジュネーヴ音楽院を修了した後、当初幾つか他の道も考えていましたが、フェデーレがローマ聖チェチーリア音楽院の教授を務めていることを知り、また願書の期限が比較的遅かったこともあり、決意して受験したところ合格することができました。少なからぬ受験者の中から外国人でイタリア語も初級者である自分が選ばれたことに驚きもありましたが、ジュネーヴで書いた作品、特に上述のピアノ協奏曲について好評価のコメントを頂いたので、安心して新たな学生生活を始めることができました。
試験当日は朝から半日面接で待った挙句、合格発表後にわずかなコーヒー休憩を挟んですぐに授業が始まったのには面食らいましたが。面接の待合室に使われた教授会議室らしき部屋には歴代の音楽院長の肖像画が並んでおり、その中にレスピーギとルチアーノ・ベリオがいました。また作曲科の部屋はゴッフレート・ペトラッシのポスターやゆかりのものが飾られています。なにより音楽院の正面玄関にはパレストリーナの像があり、ローマ音楽院の歴史を思い起こさせます。そのような由緒ある場所へ来たことに、改めて襟を正す思いです。
フェデーレのクラスは、ジュネーヴのミカエル・ジャレルの個人レッスンとは違って、クラスの生徒全てを集団でレッスンします。幸いなことにクラスの生徒たちは皆クォリティの充実した作品を書いてきているので(初級者が多い故に集団レッスンで飽きてしまうという経験がかつてありましたが、そのようなことはなく)見ていて刺激されます。
またそこでの話題は、技術的なパラメータの数的管理が特に多いものの、それにとどまらず美学的な話題も多岐にのぼり、大変有意義なレッスンです。尤もフェデーレは私の番ではわからないところはフランス語で言い直してくれますが、当然ながら後は集団レッスンなので全てイタリア語で行われ、イタリア語初級者の自分にとってはなかなか大変です。
しかしながら、エレクトロニクスについてのまとまった授業はあらず、また学内にエレクトロアコースティックのためのスタジオはありません。これはジュネーヴとは大きな違いです。
ローマには11月から移住したばかりなのでまだ日が浅いですが、現代音楽のヌオヴァ・コンソナンツァ音楽祭の一環であるヴァイオリンとエレクトロニクスの演奏会を聴きに行きました。最初の頃はスイスを離れるための諸手続きでジュネーヴとローマを往復していたので、同音楽祭で行けたのはその時だけでしたが、プログラムを見る限り他にも興味深いものが多くあったようです。
IRCAMにいた頃の同期であるセヴァスチャン・リヴァスが現在フランス政府給費留学生としてヴィラ・メディチに滞在しており、21世紀美術館MAXXIの館内にて現在彼のサウンドインスタレーションが展示されています。建物の吹き抜けをうまく利用して多数のスピーカーを配置し、水の音を思わせる空間配置に凝った作品でした。
■2015年2月28日と3月1日にアンスティチュ・フランセ東京にて開催されるコンサート「Contemporary Computer Music Concerts (CCMC) 2015」では、入選作品として「Paysage」が上演されるとのことですが、9月に上演されたバージョンに手を加えられる予定はございますでしょうか。
基本的には同じヴァージョンを上演します。CCMCでは音楽のみで映像はありません。しかしながらアクースモニウムの演奏では定番である、多数の配置や指向性のスピーカーをフェーダー操作することが求められており、単なる固定ステレオ再生とは違った空間性のある演奏ができるので、今から楽しみです。
■今後のご予定やご計画など教えていただけますでしょうか。
今のところCCMC以外には未定ですが、聖チェチーリア音楽院の初年度の修了試験のためのアンサンブル作品を書く予定です。残念ながらエレクトロニクスは無しですが、基本的な作曲構造をOpenMusicで計算しながら作曲することは今までと変わりありません。その他、知人の何人かの演奏家とのコラボレーションも計画しています。
■今後のご活躍を期待しております。どうもありがとうございました!
◎コンサートのご案内
Contemporary Computer Music Concerts (CCMC) 2015
日程:2015年2月28日(土)、3月1日(日)
場所:アンスティチュ・フランセ東京
http://acsm116.com/