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2019/10/14 RGB 3

RGB 3

R = RESONANTLY

G = GROOVING

B = BEATS

場:砂丘館(新潟市中央区西堀前通6番町893番地1)

日:2019年10月14日(月祝)

時:17:30 OPEN 18:00 START

料:前売2,000円 当日2,500円

問:info@shimaf.com

後援:日本電子音楽協会

 日は昇り、沈み、そしてまた昇る

 普段あらためて意識することはない はるか昔から繰り返され そしてこれからも繰り返されてゆくはずの周期

 これが無ければ私達も決して生きてはいないというレベルで それは毎日繰り返され これからも続くことが日々の大前提となってる

 しかしこのような “当たり前” の中で暮らす私たちにとって 毎日は一様に同じにはなり得ない

 日々想像を超えるような様々な事柄が起き そして流れていくのである

 海の音や雨の音、毎年姿を見せる花々、砂丘に刻まれる風の形、それらはそれぞれいつもほとんど同じ様相ではあるし、

 おそらくこれまでも同じように繰り返されていたとも思えるけれども

 その在り方には遥かに広い階調がある

 例えば 風に揺れる稲穂の姿の中にもさざ波や砂丘に類似する痕跡を観て取れる瞬間があるとして

 ここには様々な周期のわずかな差異 そしてその組み合わせから現れる色彩が共鳴している

 そして 我々の意識の中に灯る記憶や予感といった極めて孤独で感覚的な物も同時に響き合ってあるのだ

 音 映像 立体をいちど「拍感」(BEAT)の尺度まで還元する

 今回 僕らはお互いを顧みない

 三者は三様にその場に集う

 「共振的な」(RESONANTLY)

 「乗り」もしくは「溝」(GROOVE)は

 海の音や雨の音、毎年姿を見せる花々、そして砂丘に刻まれる風の形、そのものなのだから

▇出演者 profile

□【立体】

高橋 悠 + 高橋 香苗 (Tangent Design Inc.) / Yu Takahashi + Kanae Takahashi (Tangent Design Inc.)

_新潟大学大学院美術科修了。2005年よりデザイン・アートユニット活動を開始。人や物、出来事がもともと備えた魅力を表出させることをコンセプトに、デザインとアートの視点や技法を交差させ領域を行き来する創作活動を行う。2012年、株式会社タンジェントデザインを設立。デザインを担当した「すくいやすく注ぎやすいレードル」が、2016年グッドデザイン賞、2017年レッドドットデザイン賞を受賞。

□【映像】

遠藤 龍 / Ryu Endo

_写真、映像、音を用いて創作活動を展開中。これまでにNoismなどの舞台映像も手掛けている。個人活動のほか、2009年よりユニット「mikkyoz」として展示やライブパフォーマンスを行なっている。www.mikkyoz.com

□【音】

福島 諭 / Satoshi Fukushima

www.shimaf.com/

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