音響の最前線、日本とドイツより
Akustischen Grenzen aus Japan und Deutschland
日本電子音楽協会 第20回記念演奏会
1992年に設立された日本電子音楽協会は、今年で24年目を迎えます。日本電子音楽協会は、コンサートやシンポジウム、時には海外との交流事業を通して日本におけるこの分野のアクティビティーを牽引し、またその時々のテクノロジーや、美学的、思想的な課題に取り組んできました。これまで連綿と続けられてきた定期演奏会は、今回で20回目となります。この節目にシュトックハウゼンなどの電子音楽のパイオニアを生みだしたドイツから、ルドガー・ブリュンマー氏の作品を迎え、ヨーロッパでの最前線をお伝えします。
プログラム
大谷安宏:《Reverie #4》for solo Electric Guitar and programming (2016 初演)
門脇治:《失われた声を求めて À la recherche de la voix perdu》管楽器とコンピュータのための *(2016 初演)
仲井朋子:《雨の輪郭》ピアノとコンピュータのための ** (2016 初演)
林恭平:電子音響映画《Lemon Candy(Moon Down Action)》(2016) 音楽・映像 林恭平
水野みか子:《Lipochrome》ピアノとエレクトロニクスのための*** (2016 改訂初演)
宮木朝子:《Landscape_Montage_Technique[f_visual]》for video acousmatic (2016 初演) 映像 馬場ふさこ
由雄正恒:《盗まれた時間》クラリネットとコンピュータのための **** (2016 初演)
【演奏者】アルトサクソフォン:門脇治 * ピアノ:八島伸晃 ** ピアノ:坂口仁菜 *** クラリネット:満江菜穂子 ****
〈ゲストコンポーザー〉
ルドガー・ブリュンマー(ZKM音楽音響研究センター ディレクター)
《deconstructing double district》for 8-channel audio and video * (2011)
《Spin》for 8-channel audio and video ** (2014)
ビデオ: フォルカー・クッヘルマイスター * ビデオ: ベルント・リンターマン **
日時:2016年12月16日(金)18:00開演 (17:30 開場)
会場:ドイツ文化会館 OAGホール http://www.oag.jp/jp/kontakt/
入場料:【当日】3,000円 【前売】2,500円【学生】1,500円 *全席自由
※前売はこちらのフォームからお申込みください。http://www.goo.gl/hkZbD6
企画構成:古川聖 仲井朋子
音響:中原楽(ルフトツーク)
主催:日本電子音楽協会
後援:先端芸術音楽創作学会
お問合せ:info-jsem@jsem.sakura.ne.jp (日本電子音楽協会事務局)